他ジャンルのオタクがeighterになりたかった話

 

※以下、書き溜めた文章はあくまで個人の考え・想いです。

※稚拙な文章で申し訳ございません。

 

 

 

 

きっかけは関ジャム完全燃焼の「雪の華」だった。 

ゲストの清水さん高嶋さんと共に奏でられた数分の音・画は私に多大な情報量を流し込んだ。

 

小学生の頃から漫画・アニメオタクで、20歳のときフィギュアのジェイソンブラウン選手のFS(トリスタンとイゾルデ)で涙を流し、22歳のときデビミュの内藤大希さんの演技と歌に圧倒され、自分でもミーハー気質を認めている私が、次に落とされたのは関ジャニ∞だった。

 

今思い返すと、ああこれが沼に沈んでいく過程だったのかと思うほど、上手い具合に綺麗に沈んでいったのだ。

 

雪の華の後何を見たのかといえば、彼らがメインパーソナリティーを務める「関ジャニクロニクル」である。一人暮らしのアパートに数日笑い声が響き渡った。日々の仕事に追われ、心労が重なって・・・というほど疲れてはいなかったが、関ジャニクロニクルは確かに私の笑顔の源になった。

 

関ジャニクロニクルをメインに、彼らのバラエティー番組を見るようになった。次第に彼らのキャラクターに対する関心や好感度が確立していき、やっとここでメンバーの顔と名前が一致した。そこから何が始まったかというと、彼らの過去のエピソード探しである。これがまずかった。

好きになったヒト・モノのこれまでの変遷は誰だって気になるもの。これまでのジェイソン選手しかり、内藤さんしかり、過去のプログラム・作品は必ず追えるものは追っていたため、自分でもなかなかのオタクでミーハー気質だと理解していたが、やはり今回も同様だった。

よくよく考えれば彼らは現在30代のキラキラしたおっさん。つまり過去のエピソードは数年どころではなく15年以上存在する以上、幾ら遡っても果てがない。永遠と続くのではないかと思うほどに遡り、数日睡眠不足の日が続いた。

 

そのかいもあって、十数年分の彼らの魅力を知ることができた。その頃には私は関ジャニ∞全員のキャラクターやパフォーマンスに対して自信をもって好きだと言えるようになった。

 

箱推しという言葉があるが、まさにその通りである。

加えてローテーションで推しが変わるのが今の私だ。

いま村上担だとして、三日後にはすばる担になり、さらに数日後には錦戸担になる。一人に絞ることができない、それほど一人ひとりが多くの魅力を持っている。多彩で努力家。登りつづけることへの貪欲さや、それを隠さないところに魅力を感じた。週刊少年ジャンプ好きの私にとって、初めてわくわくするアイドルだった。

 

それまで比較的供給の少ないものを追っていたため、毎週複数のメディアを通して推しを見れる・聞けるというのは私にとっては供給過多だったが幸せでもあった。ここでジャニーズの凄さを再認識したのも事実である。

そしてこのブログを書くきっかけになったライブ円盤

「KANJANI'S EIGHTERTAINMENT JAM」の発売日近づいた。

 

ここまでで、実質TwitterやTVを見ていただけの私は関ジャニ∞にお金を支払っていなかったのである(唯一村上君が出たpersonのみ)。オタク界隈では後ろ指刺されて生卵投げられても文句を言えない状態であるのは必至。何よりも”見たい”という思いが強かった私はBD版を購入。「綺麗な映像で見たい」「クロニクルで関ジャニ∞が好きになった」これがBD版にした理由だ。

 

結論から言えば、これは全ての関ジャニファンに見てもらいたいと思った。

 

彼らのライブパフォーマンスを初めて見た。何回も口角が上がった。聞き惚れて、見惚れて手拍子が間に合わないことも多々。再び彼らの多彩な姿を見ることができた。魂を絞り切りながら歌わんばかりのすばる君。ダンス見たさにマルチアングルでノスタルジアを見たらカメラと正対してるときは一切目線を外さない安田君の瞳に視線を奪われた。キャストだけじゃない、その時の衣装もダンスナンバーに合わせたのだろうと作り手の想いがわかるくらい動いたときの生地の流れが私を魅了した。全てが一丸となっていた。

 

 

 

 ここまでが、ライブ円盤を買ったときの私の書き溜めた思い。

ネットのライブ映像の違法アップロードを見つけて、思わず書いた次第でした。

下書きに保存し、いつかまとめて投稿するか。と思っていた矢先、本日2018/04/15にメンバーである渋谷すばるさんが退社する意向を発表しました。

 

 

私が関ジャニ∞に興味を持つきっかけとなった彼とその音楽が、新たな道へと旅立つという。

私個人としては傷つきたくない思いもあり、会見前の報道から俯瞰でしか語ることしかできませんでした。しかし、ネットニュースの他に別メディアでも会見するという報道がでていると聞いたため、面子的な意味も含めて、何かしらのお達しがあるのではないかとは思っていました。主観で受け入れるには、浅いなりにもファンだった私には時間がかかる作業というのはSMAPの件があったのでわかっていましたから、自分なりの心の逃げ道は作って今日を迎えました。

 

会見で語ったように、決断に至るまで彼らのなかでも様々な葛藤や想いがあったのは充分すぎるほど伝わりました。それを今日出席できるメンバーで会見に臨んでくださったのはひとえに憶測が広まらないようにするため、彼ら自身の言葉でeighterに届けるための場だったことは間違いようもありません。

 

完璧な自論であることをご了承ください。

アイドルというのは愛される偶像である、というのが消費者としての私の自論です。私は職業アイドルとしての彼らが大好きで、私にとっては歌もダンスもトークも、あくまで彼らの魅力を表現するための手段のひとつだと思っています。どんな手段でも”愛されれば良い”。それが私の思うアイドル。

 

音楽一筋で、なんてことは大きいジャニーズ事務所ですからやることはできるでしょう。ですが、渋谷すばるさんの中でジャニーズのアイドル 関ジャニ∞ として追える音楽のビジョンと、彼が追求したい音楽のビジョンが遠すぎて、離れすぎて、動くなら今しかないということなのだろうなと。

 

とっても身近な言葉で言えば転職。不幸せになるために転職する人はいません。外的要因が無ければ、今が辛いから・満足できないからという理由でする方が多いと思います。幸せになるためにするんです。けれども、それをするにはあ影響を与えた人が多すぎた。

 

歴の長いeighterの皆様の辛さ・痛みは計り知れません。

 

私はファンクラブに入った矢先で、お金を払い会報と会員証を受け取ってから1ヵ月も経っておりませんでした。正直に言いますと、ここ数日の報道も相まって喪失感の他に、彼らに「萎えた」のは事実です。

 

ですが、私は会見で村上君の言った「きちんと6人でやっていけるんだなと提示できるのが最善」という言葉を見て、再び心を投資しようと思いました。

 

関ジャニ∞は多彩だったからこそ、色んなジャンルでお互いを補完している姿と、そのメンバーに倣って意識した立ち振る舞いをするところにプロ意識を感じたのも好きになった理由の一つです。

きっとそのプロ意識で、またキラキラした関ジャニ∞というアイドルを魅せてくれようと努力なさるのだと思います。

 

私はファンクラブに入ったばかりなので、また心新たに走る彼らを1年間見て結論を出します。どうか、またいちファンとして大好きと言わせてください。私をeighterにしてください。

そしていつか、音楽家渋谷すばるのファンになれることを祈っております。

 

 

 

ですが、今だけは渇いた花になっても良いですよね?